予測できない身に降りかかる災害・・・。
日本は自然災害大国ですから、【もしもの時】のためにしっかり準備しておかなければなりませんね。
私たち人間の準備も必要ですが、犬にとっても備えは必要です。
決め事・心構え等も家族と一度、話し合っておきたいですね。
もくじ
災害が起こる前の準備!
命を守るために絶対に備えて置いてほしいことをまとめました。
災害にあったときは、人間も犬もパニック状態になります。
準備万端であれば心にも余裕ができ、落ち着いて行動・対応できます。
しつけ
- キャリケースになれさせる
- 他人にも吠えさせない。慣れさせる
- 散歩コースを変えてみる
- 靴を履く練習
- 名前を呼んだら来るを徹底させる
キャリケースになれさせる
小型犬であれば、キャリーケースに入ってもらって移動するほうが、素早い行動ができます。
普段から、キャリーケース・バッグを使っての移動を慣れさせておかないと、いざという時に入ってくれないかも・・・。
他人にも吠えさせない。慣れさせる
避難所での生活になると、多くの知らない人との共同生活になります。
人間も、動物も次第に極限状態でピリピリしてしまい、少しの事でストレスが爆発。
また、全員が全員、犬好きということはありえません。犬の鳴き声さえもイライラの原因となります。
吠え癖はしっかりと、しつけてなおしておきましょう。
散歩コースを変えてみる
いつも見慣れた散歩コースが、災害がおこるとガラッと変貌するかもしれません。
戸惑わないためにも、毎日いろんなところを散歩するようにしましょう。
靴を履く練習
先程の項目と同じように、いつもの散歩コースが災害によって変貌するかもしれません。
建物が壊れたりすると、瓦礫、ガラス等が散乱します。
裸足で歩くと、怪我をしてしまうことも。
災害が起こってから、靴を履かせても嫌がる愛犬もいます。
普段から、靴を履く練習をしておきましょう。
名前を呼んだら来るを徹底させる
緊急時はパニックです。名前を呼んだらすぐに戻ってくるように、何度も練習しておきましょう。
備蓄・備える用品
- 鑑札・迷子札
- 非常食・水
- キャリーケース
- クレート
- ダンボール
- タオル・新聞紙
- 薬
- ゴミ袋・スーパーの袋
- シャンプー
- 犬用の靴
鑑札・迷子札
首輪につけられるなら、今すぐつけたおいた方がいいです。
災害時にパニックなり飛び出してしまい迷子・・・なんてことも。
皮膚下に挿入するマイクロチップも検討しましょう。
非常食・水
救援物資が届く5日ぐらいは何もない状態かもしれません。
普段食べているドッグフードを1週間分ぐらいは小分けにしておきましょう。
また、水も持ち出せる範囲で常備。
キャリーケース
キャリーケースに入れないと避難所に受け入れられない場所もあります。
愛犬との移動の際も、キャリーケースに入ってもらって移動する方が、素早い行動ができます。
クレート
キャリーケース同様、犬を運ぶこともできるし、避難所生活でも、愛犬にとって「自分の居場所」を確保することができます。
持っていない方も、コレを機に用意しておくと安心です。
ダンボール・新聞紙
防寒に非常に役立ちます。敷物にも使うことができます。
何かと役に立つので邪魔にならない範囲で置いておきましょう。
タオル
怪我したところに巻いたり、雨に濡れた体を拭いたり。
非常時は、汚れてもすぐに洗う事ができないかもしれないので、バスタオル5枚以上用意しておくと安心です。
薬・消毒液・ガーゼ
動物用の薬が、救援物資として入ってくるのは、おそらく数十日かかるでしょう。
持病があるなら、かかりつけの獣医さんに相談して、常にストックしておきましょう。
また、怪我をすることもあるので、消毒液・ガーゼも必須です。
ゴミ袋・スーパーの袋
排泄袋や、防寒、持ち運び、体が濡れないように・・・と、色々用途があり、あると便利です。
小さくたたんで大量に用意。
シャンプー
避難生活が長くなると、体臭がしてきます。動物のニオイを嫌がる方もいるので
1本ぐらいは常備しておきましょう。
犬用の靴
舗装されたアスファルトではなく、災害時は瓦礫やガラスが散乱したところを歩く可能性も。
足を守るために犬用の靴があれば安心です。
普段は履かなくても、用意しておきましょう。
避難ルート・避難所生活を想定
- 避難所を確認して
- ペットと避難できるか確認
- 避難訓練に積極的に参加
- 避難ルートを何通りか歩いておく
- 離れて生活してみる
避難所を確認して
いざという時に、自分が避難するところがわからない・・・とならないように、災害マップなどを確認。
ペットと避難できるか確認
自治体・避難所によっては、ペットの受け入れができない場所があります。
事前に知っておかないと大変つらい思いをします。
お住いの、市役所・区役所の防災課に問い合わせしておきましょう。
避難訓練に積極的に参加
地域の合同避難訓練などは、お家の愛犬と一緒に積極的に参加しましょう。
ご近所の方と、顔見知りなっておくと愛犬が迷子になったときでも、気づいてくれる確率があがります。
避難ルートを何通りか歩いておく
災害によって、避難所まで歩いていけない場合があります。
最短ルートだけではなく、通行止めなども想定して、何通りも歩いて行ける道を確保しておきましょう。
犬と離れて生活してみる
避難所で離れて、別々に生活・寝るという事がおこるかもしれません。
お互いに不安で不安でストレスも溜まると思うので、
機会があれば、別で寝てみたり、数日離れるという経験をしておいたほうがいいかも。
犬との災害時の備え・絶対に!まとめ
あまり多すぎても持ち運ぶことができませんが、最低限必要なものを記載しました。
グッズ・常備品などは、1ヶ月に1回ぐらいは確認しておいた方がいいですね。
あと、心構えも大事です。準備万端であればあるほど心に余裕ができて、素早く適切な判断ができます。
災害は忘れた頃にやってきます。
「絶対だいじょうぶ!」なんてことはありえません。
手遅れ・後悔しないためにも早急に用意しておきましょう。