愛犬の口の近くに鼻を近づけると、ドン引きするぐらい臭くて、思わず顔を背けたくなった事ってありませんか?
我が家の犬も、すごく口臭がひどい時期がありました。また、普段からも歯磨きを嫌がるためずっと悩んでいました。
予防接種や定期検診の時に病院で少し綺麗にしてもらうのですが、その時は「少しマシになったかな?」と感じるのですが、翌日には元のニオイに元通り…。
我が家では、ドッグフード以外は基本的に与えていないので不思議で仕方なかったです。
最初は「犬だから仕方ないのかな」と思っていましたが、次第に匂いもだんだん強くなり、「体が悪いのかな?」と心配になりました。
どうにもならないので、病院で詳しく診察してもらうと、ひどく歯周病が悪化していたのです。
歯周炎が悪化し口臭が強くなっていたのですが、本人は痛みがないようで、ケロッとしていましたよ。
犬の口臭予防におすすめの3つの改善策
病院でも処置はしてもらえましたが、普段から気をつけることにより、犬の口臭はほとんど改善されました。
毎日、犬の口臭予防に気をつけることをまとめました。
- 硬いおもちゃを与える
- 歯磨きシートを使う
- 犬口臭サプリを摂取
1.硬いおもちゃを与える
うちの犬は赤ちゃんの頃から柔らかいぬいぐるみが大好きでした。
しかし、以前のものはすべて処分し、硬いおもちゃと「鹿の角」全て変更しました。
なるべく唾液を多く出すためです。
毎日の歯磨きはもちろんすごく大事ですが、毎日遊ぶおもちゃもデンタルケアには大切なアイテムだと感じました。
柔らかいおもちゃだと、歯やアゴに負担のかからないので嚙む力も衰え、歯や歯茎も弱くなります。
しかもぬいぐるみなどは、すぐボロボロになるのでコスパも悪いです。
少し汚い話ですが、硬いおもちゃは、ゴリゴリ噛むことにより歯垢が掃除されます。
家の犬は小型犬のメスだったためそれほど顎の力は弱く、口も小さいのです。
鹿の角はかたすぎたようですが、何か好きな成分が入っているのか、ゴリゴリすぐにやるようになりました。
顎の筋力もつき歯も綺麗になるのでいいこと尽くしです。
2.歯磨きシートを使う
嫌がる歯磨きも少しだけでも毎日するようにしました。
以前は、普通のブラシを使っていたのですが、「遊ぶもの・噛むもの」と意識しているようで、数回使っただけでボロボロに…。
いくら叱ってもやめないので、私も歯磨きが億劫になっていました。
獣医さんに教えてもらったのが、シートタイプの歯磨き
自分の指に巻き付けて、犬の口の中に手を入れてしっかり歯を磨くことができます。
最初は、少し戸惑っていましたが、毎日続けると慣れて、今では大人しく綺麗に磨かせてくれます。
できれば、シートで歯垢をざっくり取った後に、歯ブラシも使用して、仕上げしたほうが効果的だと思います。
3.犬口臭サプリを摂取
犬が口臭がひどいと、体内環境も改善したほうが良いとのことで、犬用の口臭サプリメント を飲ませるようにしました。
普段から食べているエサに毎日2粒だけのせています。
最初から嫌がることもなくしっかり食べてくれましたよ。
「サプリメントのおかげだ!」だけとはいえませんが、口臭も少なくなりました。また目に見えて実感したのが、目の周りの涙やけ。
以前までは目の周りに常に目ヤニが多く付いていたのですが、少なくなり涙やけも改善されたように思います。
また腸内環境がよくなったのか、うんちの状態も前よりは良くなりました。
まとめ
毎日コツコツと犬の口の中をケアすることにより、以前よりも明らかに口臭が改善されました。
また愛犬自身もドッグフードをよく噛み砕いているように感じます。
以前は顎も弱く、丸呑みという感じでしたので。
おもちゃを全て変えたときは、最初は戸惑っていましが、慣れれば、かたいものでも喜んで遊ぶようになりました。
結局はそのような環境作りを飼い主がサポートすることで、ワンちゃん自身も大きく変化したり成長するものだと実感しました。
お口のケアは犬の長生きのためにもとても重要です。
そのまま放置しておくと、歯周病から腐り始め、手術して歯を抜かなければいけません。
つい、ワンちゃんのお口の中はあまり気にしない事が多いですが、これも飼い主の責任であり、しっかりと見てあげたいですね!
習慣化するまでがんばりましょう!