長年一緒に暮らしてきた愛犬…。
どうしても、運動・散歩するのも減って、毎日食べるドッグフードの量も少なくなってきちゃって、心配になっちゃいます。
私達人間でもそうですが、おじいちゃん・おばあちゃんになると、動くのも辛くなるし、食事の量も減るので、それは仕方のないことでしょう。
でも、あまりも食べなさ過ぎると、
「なんとかしてあげたい!」
「どうにか、口にしてくれないかな・・・?」と思うのは、当然ですよね!
今回は、あなたの愛犬がなるべく少しでも多くしっかりしたご飯を食べる方法をお伝えします。
もくじ
犬用のおやつばかりでは絶対に駄目!
まずはじめにお伝えしておかなければならないことは、ドッグフードは食べないけど、ジャーキーなどのは食べるからといって、おやつばかりをあげることはだめです!
これは確実に栄養がかたよってしまいます。最悪病気になってしまう可能性もあるのでおやつばかりをあげるのはいけません。
なんでもいいから口に入れてほしい!という気持ちはわかりますが、
私達人間が、ポテトチップス・スルメ・ケーキなど・・・だけを食べ続けるようなものです。
肥満になったり、糖尿病になったり、塩分過多で腎臓を悪くしたり・・・リスクでしかないことは明白です。
犬が食べるものに変化を持たせる4つの方法
どうにか老犬になってしまった愛犬がドッグフードをしっかり食べてくれるようになるようにするための対処法をまとめました。
見た目で体調があまりにも悪いようならすぐに病院へ連れていってあげてくださいね!
思い切って今まで食べていたフードを変更する
今まで長年食べてきたフード…「飽きちゃったよ~!」ということも考えられます。
ドッグフード思い切って変更すると、興味津々でとりあえずは食べてくれるかもしれません。
変更する際は、シニア犬専用に作られたドッグフードがおすすめ。
シニア犬専用のドッグフードは普通のドッグフードよりも、お肉の成分が多く、炭水化物が少ない原材料でできているものがベスト。
お肉の成分が多いと、タンパク質が多く入っています。筋肉を維持するのに最適。
また炭水化物が少ないことによって太る原因を抑えます。
余談ですが、最近CMでよく見る、話題のジム「ライザップ」も炭水化物を極力絶ち、ハードな筋トレをして「短期間で健康的な体を作る」というプログラムです。
シニアよりに作られたドッグフードに変更してみてもいいでしょう。
生肉をあげる
ご存知でしたか?大抵のワンちゃんって、生肉がすごく大好物!
楽天市場などでは多くの犬用の「生の馬肉」が販売されています。
生肉はドライフードよりも水分が多く、老犬にとっても食べやすい食材です。
また馬の生肉は高タンパク質です。衰えた筋肉を新たに作るのに最適です。
匂いもおそらく犬にとっては大変良い匂いだと思うので、嬉しそうに食べてくれます。
フードをお湯でふやかす
ドッグフードをお湯でふやかしてあげると、強烈なニオイが発せられ、嗅覚を刺激します。
お湯でふやかす際は、いつも食べている量のドッグフードをジップロックなどの密閉できる袋にいれます。
そして40度ぐらいのぬるま湯をその中に入れもみもみしてください。
ペースト状になったら、お湯ごとお皿にいれて食べさせてあげましょう。お湯を捨ててしまうと栄養が抜けきっているのでその時も一緒に。
注意したいことはお湯でふやかしたドッグフードを与え続けると、アゴの筋肉がどうしても衰えてしまいます。
また、 歯の隙間にペースト状のドッグフードが残りやすいので、食べた後はしっかり歯磨きをしてあげましょう。
これを放っておくとまた歯周病などになってしまい、さらに食欲がなくなってしまう原因となってしまうので気をつけましょう。
食べやすい位置にフードを置く
いつも食事をさせる場所って大体きまっていますよね?
たまには違った所の場所で食べさせてみると意外に気分転換になってご飯を食べる時があります。
また老犬になると床にポンと置いた餌皿だと、食べるのに頭を傾けるのが辛くなってきます。
5cmから10cmぐらいの高さの台の上にエサ皿を乗せてあげると、傾ける負担が減るので食べやすくなります。
いらなくなった古本なんかを積み上げて位置調整してあげると簡単です。汚れてしまっても破棄するのがラクチンですよ。
老犬がご飯を食べてくれない!まとめ
食事の方法に少し変化をつけてあげると、物珍しくてドッグフードを口にしてくれるかもしれません。
シニア犬になると、どうしても食事の量・運動の量も減ってきます。
ドッグフードもその時に、変更してみてもいいでしょう。
健康的な食事をたくさん食べる事により、長寿に繋がります。1分1秒でも長く愛犬との幸せな時間が続くといいですね!